キズパワーパッドは、アトピーのケアにも使えるというのは本当でしょうか。
そもそも、キズパワーパッドはアトピーの状態で使用してもいいのか不安になりますよね。
アトピーに症状に、キズパワーパッドを使う方法を調べてみました。
キズパワーパッドだけで、アトピーは治るはずがない!
結論から先に言うと、キズパワーパッドでアトピーが治るということはありません。
キズパワーパッドは、すっかりメジャーな商品となりましたよね。通常の絆創膏とは違いキズパワーパッドは、湿潤治療を行う絆創膏です。
湿潤治療を行うことで、傷の治りを早めてくれるといった作用があります。では、本当にキズパワーパッドがアトピーにも使えるのでしょうか?
結論は「NO」です。
キズパワーパッドでアトピーが治るということはありません。キズパワーパッドが治せるのは「アトピーによって起こってしまった炎症」です。
根本的にアトピーが治るというわけではないんです。アトピーで、できてしまった炎症や傷を、キズパワーパッドで早く治すことは可能です。
早く傷を治して、アトピーのお肌ケアに専念することに、キズパワーパッドは活躍してくれるというわけです。
もう少し詳細をまとめてみましょう。
アトピーで起る「現象」にキズパワーパッドが有効?!
アトピーで起こりうる現象、それは「痒み」ですよね。
痒みがあり、かきむしり、そして炎症として残り、放置しておけばまた痒みが出てくる…といった悪循環が生じます。
まずは、悪循環を打破しなければいけません。そこで、活躍するのがキズパワーパッドなのです。
アトピーをかきむしって、できてしまった炎症を、なるべく早めに治すといった効果をもたらすのがキズパワーパッドです。
そして、キズパワーパッドは、バリア機能を向上させる効果も期待できます。
そのため「アトピーに全く効果がないの?」と聞かれると、そういうわけでもなさそうです。
ただ、キズパワーパッドだけではアトピーを改善することは難しいため、ちゃんと皮膚科などに行った方がいいということです。
キズパワーパッドをアトピーの肌に使う方法
キズパワーパッドは、基本的にはアトピーや乾燥肌に使用することはおすすめされていません。
そのため、使う際は「自己責任」になるということを、まずは頭に叩き込んでおいてください。
では、使い方をご紹介します。まず以下を確認しましょう。
- 傷口を乾かさない
- 傷口を消毒しない
- 傷口の洗浄はする
上記を確認したら、キズパワーパッドを貼るだけです。貼りましたら、3日間ほど貼りっぱなしにしておきます。
3日程経過したら、傷の様子をみてみましょう。そして、まだ治っていないようであれば、新しいキズパワーパッドを貼ります。
傷口が治ったら、次はアトピーの改善を行いましょう。アトピーは、バリア機能が低下している状態です。
ですので、まずはバリア機能を上げるためのスキンケアアイテムや処方箋などを使用しましょう。
アトピスマイルは有名ですよね。アトピーの人からも口コミでの評価も高いスキンケアを選んでいきましょう。
そうして、徐々にお肌のバリア機能を取り戻し、水分をある程度保持できるようになったら、次は保湿を行います。
保湿もとても大切なポイントとなりますので、しっかりと行いましょうね。