花粉症などのお薬として有名なのが「アレグラ」と「アレジオン」です。
2つの違いをあなたはご存知ですか？
効果にも違いがあるのか、花粉症だけでなく肌のかゆみにも効果があるのか。
アレグラとアレジオンの違いについて調査してみました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
アレグラの特徴とは？
アレグラは、抗ヒスタミン薬にフェキソフェナジン塩酸塩を使用しています。
花粉、ハウスダストによる鼻水・鼻づまり・くしゃみ・目のかゆみなどに効果が期待でき、1日2回服用するのが特徴です。
口のかわき、便秘、下痢、眠気といった副作用が出る場合があります。
ですので、運転などをする方には向いていません。
では、一方でアレジオンはどのような特徴を持っているのでしょうか？
アレジオンの特徴とは？
アレジオンは、抗ヒスタミン薬にエピナスチン塩酸塩を使用しています。
花粉、ハウスダストによる鼻水・鼻づまり・くしゃみに効果が期待できます。
ですが、目のかゆみには効果が期待できないようです。
1日1回寝る前に飲むお薬というのが特徴です。
口のかわき、便秘、下痢、眠気といった副作用が出る場合があります。
ですが、寝る前に飲むお薬ですので、副作用が出てしまったかな？と思ったら早々に寝てしまいましょう。
アレグラとアレジオンの共通点とは？
主成分が全く違うにも関わらず、期待される効果は2種類ともほぼ同等なんですよね。
そのため、どちらが優れているのか？などは飲んだ本人にしか分からないことなのです。
アレグラで効果が出たという方もいらっしゃれば、アレジオンの方が効果が出たという方もいらっしゃいます。
個人差や体質の問題もあるのです。
眠くなりにくいとはいえ、副作用に眠気と入っています。
日中に眠くなると困るという人は、就寝前に飲むアレジオンを選ぶなど、自分にあった方を選びましょう。
乾燥肌やアトピーのかゆみにも使えるの？
乾燥肌やアトピーが辛くて、アレグラやアレジオンを購入する方もいらっしゃるようですが、実際効いているのでしょうか？
答えは、半分YESですが、半分NOなのです。
「どういうことなの？」といいますと、永続的に痒みや乾燥肌が解消されるわけではありません。
アレグラやアレジオンを飲むことで、一時的にかゆみがおさまるかもしれません。
ですが、かゆみの根本の解決にはならないのです。
そのため、本気で乾燥肌やアトピーを治したいのであれば、アレグラやアレジオンで痒みを抑えている間に乾燥肌やアトピーのケアをする必要があります。
根本の解決をしやすいように、一時的に痒みを押さえておいてくれるのがアレグラやアレジオンの働きです。
かゆみそのものの原因を解決してくれるわけではありません。
アレグラとアレジオンに大きな差はありませんが、アトピー肌の痒みを一時的に抑える作用があるということが分かりました。
一時的に抑えている間にしっかりとケアをすることが大切なんですね。
また、眠気の感じ方に関しては人それぞれですので、まずは両方お試しになってみるのも一つの手かもしれません。
詳細が気になる方は、それぞれのサイトをチェックしてみたり、ドラッグストアや薬局の薬剤師さんに聞いてみてくださいね。